04-19 | ノオト

猛暑と祭と涼菓

Posted by: kensco on: 2009-07-14

35.3度!猛暑日!暑い暑い。

京都府南部は14日朝から気温がぐんぐん上がり、最高気温が35度を超えて今年初めての「猛暑日」となった。

[Via 京田辺市で35・9度 府内各所も猛暑日:京都新聞]

あまりに暑かったので,涼菓をいただきました。

「滴」と書いて「したたり」と読むらしいです。

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夜は祇園祭の宵々々山に繰り出しました。

早くもすごい人出で,長刀鉾はやっぱり大人気。

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でもぼくは,太子山とか木賊山とか保昌山のあたりの,喧噪から離れた,いかにも「町内のお祭りとしての祇園祭」っぽい風情がいいなあ。

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粽(ちまき)は今年も浄妙山のを買いました。

浄妙=常明の縁起にあやかって。

経済社会は愛を求めているの?

Posted by: kensco on: 2009-07-08

7月6日は「公認会計士の日」でした。
そういえば日本公認会計士協会のウェブサイトが新しくなっています。




この経済社会が,愛を求めているかどうかはさておき,
「信頼なき時代」の会計士はもっとドライにならないといけないのかもと思ったりします。
「信頼を得られること」を期待するのではなく。

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[ Via 日本公認会計士協会]


"監査社会" (マイケル パワー)

今日のウインブルドンテニス(セレナ・ウィリアムズ vs. エレナ・デメンティエワ)は,はんぱなくしびれた試合でした。
両者とも素晴らしかった。
という訳でこんな時間。

本論とは違うんですが,気になったので。

会計監査において「通常実施すべき監査手続き」を裁判上特定するための「固有リスク」や「統制リスク」を裁判官に説明するにあたり、文書提出の申立てによってかなり「おいしい」文書が出てくるはずであります。(実施基準によって保存期間は5年と定められておりますので、「紛失した」「廃棄した」とは言えないはずであります)

[Via ビジネス法務の部屋: 内部統制 総括するには早すぎる・・・(ような気がします)]


「通常実施すべき監査手続」という概念は平成14年改訂において監査基準では使用しないこととされているので,監査実務上も使わなくなってすでに久しい言葉です。


同様に,平成17年の監査基準改訂で,「固有リスク」「統制リスク」というのは「重要な虚偽表示リスク」として統合されました。まあ,こちらは監査実務上,概念的には残っているものの,監査基準からは消えた言葉。


実施基準には監査調書の保存期間は定められていなくて,監査調書の保存期間について記載があるのは,品質管理基準委員会報告 第1号「監査事務所における品質管理」 第86項,第87項あたり。ただし,そこにも「5年」という記載はなくて,

87. 監査事務所は、法的又は実務的配慮に基づき監査調書の保存期間を設定する。
なお、監査調書の保存期間としては商業帳簿に関する会社法上の要保存期間(10年)が参考となるが、監査調書によっては、当該要保存期間よりも短い保存期間 又は長い保存期間が適当であると判断するものがある。

とあるだけです,Toshi先生。


「内部統制報告制度リスク」(内部統制報告書で有効と判断されていて,内部統制報告書監査でも適正とされていたのに,財務報告に重要な影響を与える不正が発生・発覚するリスク)については,そういう事件が起きないはずは当然ないだろうと思います。

ただ,そういう場合に,「ああ,やっぱり。J-SOXとか言ってたいそうなことをしていたのに,このていたらくか。所詮,内部統制なんてムダムダ。」ということにならないように,制度とは別のところで,内部統制の重要性を表明し続けることが必要でしょうね。関係者は。


次の試合が始まった。ヴィーナス・ウィリアムズはもう勝ちそうなので,寝ることしよー。

ぼくの海外遊学記

Posted by: kensco on: 2009-06-19

すこし前に(といってももう,ひと月も経っていた!)メールを受け取りました。

stevenson collegeに行きたいと思っていて
行っていた人の話を聞きたくて検索していたんですが
なかなか見つからず
唯一見つけたのが植木さんのプロフィール
だったというわけなんです。
突然で失礼かもしれないとは思うんですが
よろしければお話聞かせて頂けませんか?

お聞かせできるほどのことは何もないんですが,ちょっと書いてみます。

まずぼくの場合,留学というよりも遊学と言ったほうがよさそうです。

1.目的

かつて「東京」に対する苦手意識を克服するために監査法人の大阪事務所から東京事務所へ異動を希望したのと同じく,「外国人」に対する苦手意識をなくしたい,という気持ちと,なんとなく外国に住んでみたい(旅行で滞在するのではなく,生活してみたい)という思い,そういうのが前提にあったので,長期滞在のための手段としてスチューデント・ビザを取りました。そういう意味で,遊学。

2.場所

場所は,はじめからイギリス(しかもスコットランド)と決めていました。エジンバラが好きだったので。
それでスコットランドを中心にスチューデント・ビザをとりやすい学校を探したところ,エジンバラにあるStevenson College of Edinburghというところが試験なしで入学できるということだったので,そこを選びました。

学校に関する情報は,ブリティッシュ・カウンシルの留学フェアみたいなのに参加したのと,ウェブサイトの学校検索を利用しました。

3.期間

期間は,とりあえず1年は住みたいと思っていたので,とりあえず1年というのは決めていました。
奥さんが当時東京で働いていたので,単身渡航となると,1年が限度かなとも思いましたけど。

それに加えてたしか,2004年頃から,スチューデント・ビザも1年ごとに更新が必要になったと記憶しています。
それ以前は3年とかいう長期間も申請可能だったそうですが,9.11以降厳しくなったらしいです。

4.費用

Stevensonは公立のカレッジなので,授業料は相対的に低めでした。
ぼくが通っていたのは,EFL(English as a Foreign Language)というコースでこれは9月から1月,1月から6月の2つのセメスターに分かれていて,半期で2,400GBP,通期で4,500GBPでした。

ぼくの場合,カレッジが斡旋してくれるホームステイ先に1年間ずっとステイしていましたが,その費用が1週間80GBP(朝夕食事つき)でした。
50週間くらいいたので,4,000GBPかな。

その他もろもろ(旅行とか映画とか書籍とかの遊興費)を考えも,当時のレート(200円=1GBP)で300万円はかからなかったと思います。

5.人生における位置づけと影響

人生における位置づけとはまた難しいですが,監査法人で6年くらい働いたので,小休止というところでしょうか。
カレッジの友達にはよく,「ロングバケーションで来た」と言ってました。

人生における影響となると,これは大きいです。
イギリスに留学するひとは,圧倒的にヨーロッパ(大陸)のひとが多く,日本人を含めてアジア人は例外的です。
ですので,ヨーロッパの友人がたくさんできます。彼らも英語を勉強しているので,英語でたくさん会話する環境が自然とできます。みんな下手なので平気のへいざです。
日本に来てくれたりもして,まだ交流を続けられています。最近はメールとか季節の手紙とか,Facebookとかで。
世界が広がります。ものの考え方が(少し)変わります。

なにより30歳をすぎて,ビジネスと無縁の新しい友人ができたことは,新鮮な感動です。

正直にいうと,1年では帰国したくない気分でした。
いまは,いつかあちら(イギリスか,大陸のどっか)に住みたいなーと思ったりしています。

6.留意点

留学する前は,留学の失敗談なんかも聞いて少し心配したこともありました。
たとえば孤独感にさいなまれるとか,途中でイヤになって帰国するとか。
身の回りでたしかにそういう人も何人かいます。ぼくが向こうにいたときも,数少ない日本人留学生のひとりは,学校にもホームステイの生活になじめず「早く帰りたい」と言っていました(たしか早期帰国したような記憶が)。

思うに,留学が充実したものになるかどうか,ひとつは運です。

Stevensonというのは海外からの留学生をたくさん受け入れているだけあって,体制がしっかりしています。
留学生用のオフィスも,ヨーロッパ(EU)諸国からの学生用と非EUからの学生用で別にあるし。

ぼくは留学の準備を全部ひとりでやりましたが,カレッジ側の担当者が非常に丁寧で迅速に対応してくれました。
ジェニファーっていう女性でしたが,向こうでもいろいろ相談するなどしてお世話になりました。
そこがどういう学校かは,最終的には行ってみないとわからないので,そういう部分では運ですが,事前の印象としてジェニファーの対応は非常によかったです。で,実際に教師陣もすばらしかったです。

ホームステイ先こそ自分で選べないと思うので,運まかせになりますね。
友人のなかには,食事付で約束したのにほとんど準備してくれなかったり,いわゆるレンジでチンな食材ばかりだったり,「あれはダメこれはダメ」と言われて難儀をしているひともいました。

ぼくはカレッジが斡旋してくれたホームステイ先がとてもよかったです。これはほんとに運が良かったなあと思いました。
まあでも,カレッジに斡旋を頼むと,あとでフォローもしてくれるので,自分で探すよりはリスクは低そうです。

個人的には,留学斡旋会社を使うんではなくて,全部自分で準備することをオススメします。
上に書いたように,学校の対応も分かるし,あとでフォローを求めることもできるし,なにより自分の心の準備になりました。

ひとつは運と書きましたが,もうひとつは自分の心がけで留学は充実もするし,逆もありうると思います。

なによりも「オープンマインド」。
自分が来たくて来たんだから,思い切り楽しまないと。
ぼくは「留学しにきたんだから,英語を身につけないと」とか「日本人は受け容れられるだろうか」とかあまり考えずに気楽に行ったのがよかったのかもしれません。

毎日毎日楽しかったですよ。
9時から14時くらいまでカレッジで授業(午前の2時間は一般英語,午後の2時間はビジネス英語)をうけて,授業がはねたら友達の家に行ったり,映画を見たり,本屋でコーヒーを飲みながら本を読んだり,アーサーズシートに登ったり,ボタニカルガーデンで写真を撮ったり。

そういう具合に楽しめないひとが,悲しくも早期帰国したりするんじゃないかなと思います。

エジンバラでは日本人留学生がぼくを含めて5人でしたが, 上に書いたひとり以外はみんな「オープンマインド」でした。
ちなみに,ぼくを除く4人のうち,ふたりは19歳でイギリスの大学へ行く試験準備のための留学をしている女の子たち,ひとりは25歳でStevensonに音楽(ギター)の勉強をしにきた男の子,もうひとりは30歳で会社を辞めてきた女性でした。
早期帰国したのは30歳の女性。彼女は日本とイギリスの違いばかりに目が行って,日本が恋しい恋しいと言っていました。

ちょっとと言いつつ,ずいぶん長くなってしまいました。

参考になればうれしいです。

(追記1あり)(追記2あり)
これは!

大木(8120.Q: 株価, ニュース, レポート)は19日、2009年3月期の内部統制報告書に添付される監査報告書について、担当の東陽監査法人から意見を表明しないとの報告を受けたと発表した。

[Via 大木、監査法人が内部統制監査報告書に意見を不表明 | マネーニュース | 株式市場 | Reuters]

内部統制報告書監査に意見不表明とな。

でも,一方で財務諸表監査では「無限定適正」とは。

改めて申し上げますが「内部統制評価の一部が完了しなかったこと」は、決して当社の「内部統制」が出来ていないことを意味するものではありません。自己評価の一部が未完了であったと判断したと言うことです。

[Via 株式会社大木 OHKI Co.,Ltd. 第127期内部統制監査報告書について]

ロイターにはぜひ次のことを明らかにしてほしい。

(1)「内部統制報告書に添付される監査報告書について、担当の東陽監査法人から意見を表明しないとの報告を受けたと発表した」のに,「監査法人としての大木の内部統制監査報告書に対する意見は、「無制限適正意見」になるという。」というのは,結局意見を表明したのしないの?
(2)「無制限適正意見」て何?

ちょっとロイターの記事はとんちんかんな部分があって,いまいちですが,
東陽監査法人にはぜひ次のことを明らかにしてほしい。

(1)「重要な評価手続ができず」の対象となった業務プロセスは何?
(2)その業務プロセスに係る内部統制は信頼しないものとして,その業務プロセスに係る財務諸表項目についてどういう監査手続を実施したの?

大木にはぜひ次のことを提案してみたい。
「一部自己評価が未完了である部分を除き内部統制はOK」としてみたら?

どうにも微妙。

(以下,追記1)
日経コンピュータの島田記者の記事の方が理屈が分かりやすい。

医薬品卸の大木は2009年6月19日、09年3月期の内部統制報告書を提出。「財務報告に係る内部統制の評価結果を表明できない」と公表した。理由は「重要な評価手続きが実施できなかった」ためである。

 監査を担当する東陽監査法人は内部統制報告書について、正しいかの判断を下さない「意見不表明」としている。財務諸表に対しては、問題がないとする「無限定適正意見」の監査意見を表明している。

[Via 医薬品卸の大木、「評価結果を表明できない」旨の内部統制報告書を提出:ITpro]

整理すると,
大木:内部統制が有効かどうかの評価ができなかったので,評価結果を表明しません。
監査法人:評価結果が表明されていない内部統制報告書には,評価結果が正しいかどうかの意見を表明しません。ただし,財務諸表監査意見は無限定適正です。

ダイレクトレポーティングにすればいいのに。

(以下,追記2)
東陽監査法人の内部統制報告書監査における意見不表明(2)が出た。
石垣食品株式会社。
理由は大木とほぼ同じ。
こうなると,内部統制の評価手続に対する東陽監査法人の対応も問題なんじゃないのと思えてくる。


"内部統制報告バイブル―経営者と実務家のための内部統制ガイダンス" (佐々木 秀次)

やっぱりドコモも,NTTクオリティ

Posted by: kensco on: 2009-06-18

今週の月曜日に,義父母のためにソフトバンクモバイルのデジタルフォトフレームを購入した。

今日,ドコモが同じようなデジタルフォトフレームを発表してたけど,それがあまりにあんまり。

機器代金
フォトビジョン(ソフトバンクモバイル):18,960円(分割購入の場合790円×26回などプランも)
お便りフォトサービス(ドコモ):19,800円(分割購入不可)

利用料金
フォトビジョン(ソフトバンクモバイル):ライトプラン月額980円(キャンペーン期間中は490円)
お便りフォトサービス(ドコモ):付加機能使用料月額210円+定額ユビキタスプラン490円〜9,765円(キャンペーン期間中は上限980円)

参考:
報道発表資料 : 「お便りフォトサービス」の提供開始について | お知らせ | NTTドコモ

フォトビジョン料金プラン | SoftBank

Let me google that for you

Posted by: kensco on: 2009-06-10

素数蝉

Posted by: kensco on: 2009-05-25

素数ゼミというと横山秀夫の短編集「臨場」が真っ先に思い浮かびました。

周期ゼミ(素数ゼミ)は世界で最も長生きする昆虫の1つだが、寿命が奇妙なほど正確である理由は誰も知らない。周期ゼミはきっかり13年または17年だけ生きる。このセミの生物時計がこれほどまでに正確な理由を説明するモデルを、日本の研究者たちが提示している。

[Via 13年か17年で大発生するセミ:謎を日本の研究者らが分析 | WIRED VISION]

この短編集は「終身検死官」という異名をもった検死官が主人公(または副)のオムニバス小説。

主人公である検死官・倉石の人物造詣の濃さが少々鼻につくものの,胸を打つエピソードや深く考え込むエピソードを交えて横山秀夫ワールドが展開しています。

その「臨場」の最終話が「十七年蝉」。

奇妙な符号の一致を見せる事件がきっかり17年ごとに起こり,それによって,暗い過去を背負ったひとりの若い刑事の運命の歯車が苦しげな音を立てて回り始める。。。というお話し。

短編集の締めくくりとしては非常に,重いです。

“臨場 (光文社文庫)” (横山 秀夫)

しばらく前からecto3のFlickr Helperの調子が良くなくて,記事にFlickrの写真を挿入しようとしても「Failed to download」とかいうコメントが出るようになりました。

昨日のパウンドケーキの記事をアップしたくて,いろいろ調べると,ectoのFlickr Pluginに不具合があるらしいことが分かりました。

ectoの販売元ではなくて,有志のひとがこのプラグインを修正したものを配布してくれていました。

同じような症状で困っていて,ここにたどり着いたひとのために,リンクを貼っておくことにしました。

A while ago, the Flickr plugin in ecto version 3 stopped displaying thumbnails. I tracked down the issue, fixed it, and reported it on the support forum. The fixes will make it into a upgrade of ecto, but in the meantime, you can download both plugins from my server @ http://infinite-sushi.com/Plugins.zip.

[Via representations » Updating the Flickr plugins in ecto]

リンク先のzipファイルを解凍すると,Flickrという名称のついたファイルが2つあります。

これらを,ectoアプリの「パッケージ内容を表示する」で出てくるフォルダをどんどん辿れば出てくるPluginsフォルダにあるFlick関係の2つのファイルと入れ替えます。

Flickr Helperが動くようになりました。

ありがとう representationsのひと,と思ったら,あなたはectoの開発者さんではないですか!

Adriaan, ecto最高!ありがとう!

ピザを焼きました。

Posted by: kensco on: 2009-05-24

今日はピザを焼きました。

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UEKI Kensuke is a CPA (Certified Public Accountant) with many years experience of messing around on the field of accountancy for fun and profit.

He has been working for several companies as an accounting consultant.

These days the things which interest him are 'IAS', succession of a business and intellectual assets management.


He lives in Kyoto.

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