Posted by: kensco on: 2008-11-01
10数年ぶりで京都大学で講義を受けました。
京都大学経営管理大学院では、文部科学省の委託事業といたしまして、地元の公認会計士の皆様に高度専門会計教育を提供させていただくことを企画致しました。
学部時代はけっして優等な学生ではなかったので,いまさらこの場にいることを少しむず痒く感じてしまいました。
今週から4週にわたって,「国際会計」というテーマでの連続講義。
今日はIASCからIASBに組織が改編されていく理由と過程,それに伴うIAS(国際会計基準)からIFRS(国際財務報告基準)への変遷あたりを中心に,EU,アメリカといった各プレイヤーの思惑と動きについてというあたり。
知っていることも,知らないこともあって,知的好奇心を刺激してくれる非常によい講義でした。
その中でもこの話題が出てきました。
会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所) – 企業会計審議会 第13回企画調整部会議事要旨:
国際会計基準の採用などを議論した10月23日の企業会計審議会企画調整部会の議事要旨が金融庁サイト上で公表されています。
2007年8月8日(そろばんの日らしい)の「東京合意」以来,2011年を目途にした日本基準と国際会計基準のコンバージェンスに向けて,昨年末あたりから矢継ぎ早に会計基準の策定・改訂が行われています。
それがこの夏を過ぎたあたりから,「連結先行」だとか「アドプション」だとかいう言葉が出てくるようになりました。
今日,講師をしておられた関学の先生によると,
経団連や会計士協会は「連単分離・連結先行・選択適用」で大筋合意したようであり,いまやボールは企業会計審議会に渡されたということらしい。
今回,実に2年3ヶ月ぶりに開催された企業会計審議会 企画調整部会の会議はそういうボールを受けてのものだということで。
2011年に向けて,来年辺りから国際会計の周辺はいっそう慌ただしく,動きも急になっていきそうな気配だそうです。
ということで,推薦図書を入手してみようと思った第1回講義でした。
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