労働需要は飽和しているのかもしれない。
(労働需要が飽和した特殊な場合を除いて)賃金が下がれば労働需要は必ず増える。
数年前は「2007年問題」だとかいって,いわゆる団塊の世代の大量退職が問題になっていたけれども,団塊の世代が退職したからといって彼らのしていた(であろう)仕事に対して代替労働需要が発生したとも思えない。
団塊の世代の供給していた労働力は,高度経済成長期に増えた労働需要が吸収したのだろうけれど,その後の技術の進歩が彼らの労働を実質的に代替するようになっていった。
結局,彼らは日本的経営の三種の神器によって護られていただけで,彼らが退職した時点で企業の側が代わりの労働力を欲していないことが明らかになったという話ではないだろか。
労働需要の増える余地がなければ,賃金が下がっても状況は改善しないのだろう。
いつか聞いた「ワークシェアリング」という声が聞こえ始めたりしているのは,労働需要を細分化してパイを増やすしかないということなんでしょ。
ヒカリゴケのネタではないけれど,いろいろ増えすぎなんだろな。









